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親の保険、見直しましたか。高齢期に必要な保険と不要な保険。
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親の保険、把握していますか。
「親がどんな保険に入っているか、よくわからない」という方は多いです。
昔から入り続けている保険を漠然と払い続けている、あるいは「解約してもいいのか」と迷ったまま放置している。そういうケースが、高齢の親御さんの保険では非常によくあります。
高齢期は、保険を「整理する」良いタイミングです。同時に、これから必要になるかもしれない保障の準備も考えておく時期でもあります。
まず確認する:どんな保険に入っているか。
親の保険を把握するには、保険証券(ほけんしょうけん)を確認することが第一歩です。
確認したいこと
- 保険の種類(生命保険・医療保険・がん保険・介護保険など)
- 保険料(月額・年額)
- 保障内容(死亡保険金・入院日額など)
- 保険期間(いつまで続くのか)
- 受取人(誰が保険金を受け取るのか)
複数の保険に入っている場合は、一覧表を作って整理するとわかりやすくなります。エンディングノートに保険証券の在処と概要を書いてもらうのが最も確実です。
銀行口座から引き落とされているものを確認
保険料は銀行口座から自動引き落とされていることが多いです。通帳の明細を見ることで「どの会社に払っているか」がわかります。
高齢期に「見直したい」保険のパターン。
①掛け捨ての死亡保険(定期保険)
定期保険は、一定の期間中に亡くなった場合に保険金が支払われる「掛け捨て」の保険です。
主に「子どもが小さいうちの生活費・教育費の保障」を目的として加入するものです。子どもが独立し、住宅ローンの返済が終わった後は、役割が終わっているケースがほとんどです。
確認ポイント
- 受取人は誰か(配偶者がすでに亡くなっている場合、受取人の見直しが必要なことも)
- 保障額は現在の生活実態に合っているか
- 更新型の場合、保険料が年齢とともに上がっていないか
②学資保険・養老保険
子どもの学費のために加入した学資保険や、満期時に保険金が受け取れる養老保険は、すでに満期になっているケースもあります。
満期になっているのに気づかずに放置されていたり、保険証書がどこにあるかわからなくなっているケースも珍しくありません。
③過剰な医療保険の見直し
高額療養費制度(こうがくりょうようひせいど)があるため、公的な医療保険だけで実際の医療費はかなりカバーできます。
高額療養費制度とは、月の医療費の自己負担が一定額(所得に応じて5〜8万円程度)を超えた場合、超えた分が払い戻される制度です。
医療保険の入院日額が高く設定されていると、高額療養費制度と合わせて「もらいすぎ」になることもあります。必要な保障額を再計算してみるのが良いでしょう。
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高齢期に「続けたい」保険のパターン。
①終身の死亡保険(終身保険)
終身保険は、亡くなったときに必ず保険金が支払われる保険です。葬儀費用や相続の際の「現金の準備」として持ち続ける価値があります。
特に「財産が不動産ばかりで現金が少ない」という家庭では、相続人が相続税の支払いに困ることがあります。終身保険の死亡保険金はそういった場面でも役立ちます。
また、死亡保険金には「500万円 × 法定相続人の数」の非課税枠があり、相続税の節税効果もあります。
②がん保険
がんの治療は、長期化・高額化する傾向があります。高額療養費制度でカバーできる部分は大きいですが、入院が長引いたり先進医療が必要になったりするケースでは、がん保険が心強い場合があります。
ただし、がん保険の内容も年々変わっており、古いタイプの保険は「入院型」しかカバーしていないものもあります。通院治療が増えた現在の医療事情に合わせて見直すことも検討してください。
民間の介護保険という選択肢。
公的な介護保険(65歳以上が対象の介護サービスを受けられる制度)とは別に、民間の「介護保険」や「介護特約付き保険」という商品があります。
民間介護保険のしくみ
要介護認定(要介護2や要介護3など一定以上)を受けた場合に、一時金または毎月の年金として保険金が支払われます。
こんな方に向いています
- 将来、施設介護の費用が心配な方
- 親が長生きする可能性が高い家系の方
- 公的介護保険だけでは不安な方
注意点
民間の介護保険は、保険料が比較的高く、保険会社によって支払条件や保障内容が大きく異なります。複数の商品を比較した上で選ぶことが重要です。
複数の保険会社の商品を一括で比較できます
「解約」と「払い済み」の違い。知っておくと便利。
終身保険などの貯蓄性のある保険を「解約」すると解約返戻金(かいやくへんれいきん)が戻りますが、加入時期によってはかなり少ない場合もあります。
代わりに「払い済み(はらいずみ)保険」という方法があります。保険料の払い込みをやめて、保険金額を減らした状態で保障を継続する方法です。「保険料は払いたくないが、保障は残したい」という場合に有効です。
どちらが有利かは、保険の種類・加入時期・現在の状況によって異なります。解約を検討する場合は、保険会社か担当の保険代理店に「払い済みにした場合の保険金額」を確認した上で判断しましょう。
保険金の「受取人」を確認しておく。
保険の見直しで見落とされがちなのが「受取人(うけとりにん)」の確認です。
死亡保険金は「受取人」として指定されている人に支払われます。たとえば以下のようなケースに注意が必要です:
- 受取人として指定された配偶者がすでに亡くなっている
- 離婚した元配偶者が受取人のまま
- 子どもが成長し、受取人の見直しをしていない
受取人の変更は保険会社に申請すれば可能です。現在の家族構成に合わせて確認・変更しておきましょう。
城南5区での保険相談の選択肢。
保険の見直し相談は以下の方法で行えます。
| 相談先 | 特徴 |
|---|---|
| 保険代理店(ショップ型) | 複数の保険会社の商品を比較して提案してくれる |
| 保険会社の担当者 | 自社商品の説明は丁寧だが、他社との比較は難しい |
| FP(ファイナンシャルプランナー) | 保険に限らず家計全体の視点でアドバイス |
| 無料相談サービス(オンライン・来店型) | 複数社比較・試算が無料でできるサービスが増加 |
城南5区(大田・品川・目黒・世田谷・港)には保険ショップが多く、無料で相談・比較できるサービスを利用しやすい環境があります。
まとめ:「棚卸し」から始める。
| アクション | 内容 |
|---|---|
| まず保険証券を集める | すべての保険を一覧にする |
| 不要な保険を整理する | 役割が終わった定期保険・重複した保障 |
| 受取人を確認する | 現在の家族構成と一致しているか |
| 必要な保障を補う | 民間介護保険・がん保険の検討 |
| 専門家に相談する | 保険ショップ・FPへ |
保険の見直しは「何かあってから気づく」ことが多いものです。親が元気なうちに、一緒に保険証券を確認してみてください。それだけでも、いざというときの安心感が大きく変わります。
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この記事を書いた人
編集部 / 城南終活取材班
城南5区 終活情報エディター
介護・福祉、葬儀・斎場、不動産、ファイナンシャルプランニングの実務経験をもつメンバーが執筆・監修。城南5区(大田・品川・目黒・世田谷・港)の現地を実際に訪ね歩き、足で確かめた一次情報をお届けします。
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