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お墓の選び方。城南5区で、どこに眠るか。

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静かな式場のイメージ
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「お墓をどうするか」は、生前に話しておきたいこと。

葬儀が終わった後、多くの家族が直面するのがお墓の問題です。

「うちはどこのお寺にお墓があるんだろう」「跡を継ぐ人がいないのにどうすれば」「親は散骨を希望していたけど、子どもたちはどう思うか」。

こうした話し合いを生前にしておくことが、後のトラブルや混乱を防ぎます。また、「自分が亡くなったらどこに眠るか」を決めておくことで、残された家族の負担が大きく減ります。

城南5区(大田・品川・目黒・世田谷・港)は都市部のため、お墓に関する選択肢が豊富です。この記事では、種類ごとの特徴と費用の目安を整理します。


お墓の種類。今は選択肢が増えています。

ひと昔前は「お寺のお墓に入る」一択でした。でも今は、ライフスタイルや家族構成に合わせた多様な選択肢があります。

①一般墓(いっぱんぼ):従来型のお墓

石材で作られた、いわゆる「お墓」です。代々受け継がれるお墓で、菩提寺(ぼだいじ)の墓地、または公営・民営の霊園に建てます。

特徴

  • 家族が参拝しやすい
  • 代々継承できる
  • 建立・維持に費用がかかる

費用の目安(東京都の場合)

  • 石碑(せきひ)+工事費:80万〜200万円程度
  • 永代使用料(えいたいしようりょう):霊園によって大きく異なる(50万〜300万円以上)
  • 年間管理費:5,000円〜2万円程度

都内の霊園は土地が限られており、特に城南5区に近い霊園は競争率が高い場合があります。

②納骨堂(のうこつどう):屋内型のお墓

建物内のロッカー型・仏壇型の設備に骨壺(こつつぼ)を安置するタイプです。都市部で急速に増えています。

特徴

  • 天候に関係なく参拝できる
  • 管理が楽(清掃不要)
  • 比較的リーズナブル
  • 駅近や都心に多い

費用の目安

  • ロッカー型:20万〜50万円程度(個人・夫婦単位)
  • 仏壇型:50万〜150万円程度(家族単位)
  • 年間管理費:5,000円〜2万円程度

城南5区周辺には、鉄道駅からアクセスしやすい納骨堂が増えており、働いている子世代が管理しやすいと人気です。

③樹木葬(じゅもくそう):自然の中に眠る

遺骨を樹木や花の下に埋葬するスタイルです。「お墓らしいお墓を建てなくていい」という方に向いています。

特徴

  • 個別に埋葬するタイプと合同で埋葬するタイプがある
  • 継承者が不要なものが多い
  • 自然に還る感覚を重視する方に
  • 都内にも郊外にも増えている

費用の目安

  • 個別型:20万〜80万円程度
  • 合同型:5万〜20万円程度

※樹木葬は形態がさまざまです。「樹木葬」と名称がついていても、実態は合葬墓に近いものも多いため、見学・確認が大切です。

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④合葬墓・永代供養墓(ごうそうぼ・えいたいくようぼ)

複数の遺骨を一緒に埋葬するお墓です。寺院や霊園が永代にわたって供養を行います。

特徴

  • 継承者が不要
  • 費用が抑えられる
  • 後でご遺骨を取り出せない場合が多い
  • 「個別安置期間」(一定年数は個別に管理)がある施設も

費用の目安

  • 5万〜30万円程度(一人あたり)

子どもがいない、または子どもに負担をかけたくないという方が選ぶケースが増えています。

⑤散骨(さんこつ)

粉砕した遺骨を海や山などに散布する方法です。法律上の明示的な禁止はありませんが、節度ある形での実施が求められます。

特徴

  • 「お墓を持たない」という選択
  • 本人の希望が強い場合が多い
  • 業者に依頼するのが一般的
  • 家族が「手を合わせる場所がない」と感じることも

費用の目安

  • 海洋散骨:3万〜15万円程度(業者に依頼する場合)

城南5区でお墓を探す場合の注意点。

城南5区は都市部のため、お墓探しに特有の事情があります。

寺院墓地は檀家(だんか)になることが多い

菩提寺の墓地を使う場合、その寺院の檀家になる必要があります。檀家になると、法要の際にお布施が必要です。宗派が合わない場合は入れないこともあります。

公営霊園は抽選になることがある

東京都立霊園などの公営霊園は、費用が比較的安い反面、人気が高く抽選になることがあります。毎年公募があり、申込み資格や手続きがあります。東京都立霊園(青山霊園・多磨霊園など)は代表的な選択肢です。

民営霊園は宗教不問が多い

宗派・宗教に関係なく入れる民営霊園が都内には多く、城南5区周辺にも複数あります。管理が行き届いており、永代供養の選択肢も多いです。

交通アクセスを確認する

「お参りしやすいか」は長期的な満足度に関わります。電車で行けるか、駐車場はあるか、バリアフリーに対応しているかなども確認ポイントです。


お墓を選ぶ前に、家族で話し合いたいこと。

お墓選びで後悔しないために、事前に家族で確認しておきたいことがあります。

本人の希望

  • どんな形で眠りたいか(お墓・樹木葬・散骨など)
  • 宗教・宗派の希望はあるか
  • 子ども・孫に負担をかけたくないか

継承の問題

  • お墓を将来誰が管理するか
  • 継承者がいない(または高齢)場合、永代供養付きのお墓にするか

予算

  • 初期費用はいくらまで出せるか
  • 管理費を長期的に支払い続けられるか

立地

  • 残された家族が参拝しやすい場所か
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「お墓の引っ越し」という選択肢もあります。

すでに先祖代々のお墓があるけれど、遠方にあって管理が難しい。そういう場合は「改葬(かいそう)」といって、お墓を引っ越すことができます。

改葬の手順:

  1. 移転先のお墓を決める
  2. 現在のお墓がある市区町村に「改葬許可証」を申請する
  3. 現在のお墓から遺骨を取り出す
  4. 新しいお墓に納骨する

費用は取り出し費用・閉眼供養のお布施・新しいお墓の費用などが発生します。30万〜100万円程度が目安ですが、ケースによって大きく異なります。


まとめ:「どこに眠るか」は、家族の話し合いから始まります。

お墓は、残された家族が長く関わるものです。「本人の希望」と「家族の事情」を合わせて考えることが大切です。

一度の話し合いで決める必要はありません。「今どんな選択肢があるか知る」ことから始めて、少しずつ家族の方向性を揃えていく。それが、後悔のない選択につながります。

まずは資料を取り寄せて、選択肢を知ることから始めてみてください。

この記事を書いた人

編集部 / 城南終活取材班

城南5区 終活情報エディター

介護・福祉、葬儀・斎場、不動産、ファイナンシャルプランニングの実務経験をもつメンバーが執筆・監修。城南5区(大田・品川・目黒・世田谷・港)の現地を実際に訪ね歩き、足で確かめた一次情報をお届けします。

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